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オイラの夢は『ライダーズカフェ』を作る事。
気軽にコーヒーを飲みに立ち寄り、色々なスタイルでバイクに乗っている人々が気持ちよく過ごせる場所。そんな場所を密かに計画中。夢を描きながらバイクに乗り、生活しています。では、オイラのブログをお楽しみください!。



2011年12月28日水曜日

不具合から

DIAVELの不具合からツーリングに何度か行ってみたが、今のところなんの問題も無く走っている。それからプチツーリングでラフな運転もしたが問題無し。
もう完璧に直して頂いた電気系統はOK。
今、振り返って考えてみると、夏場に起こった突然の不具合。
様子見という言葉が何度か出て来たが、これは故障個所が断定できない場合や、
判断が難しい場合に使う言葉。
オイラは建築の仕事をしているが、現場でもこれが良く使われる。
特に多いのが敷地内での漏水。
地面が濡れているが、水漏れの場所が断定できない時や、被害がこれ以上大きくならない、人命に影響がない場合。
しかし、マンション等の場合、漏水が起きれば『様子見』等と悠長な事は言ってられない。
時間が経てば下の階の部屋はびしょぬれになり、電気系統のプラグが濡れれば大変な事になる。夜を徹して原因を突き止める様な場合もある。
人命や人の財産に影響が有る場合は、緊急で対処する。

今回のDIAVELの場合も様子見から始まり症状が頻繁に出る様になった。



オイラがのほほんと騒がず、あのまま様子見をして事故でも起こしたら・・・どうなったんだろう。オイラが逝って、残された相棒が『あの人のバイク、故障してたんです。きっとバイクのせいで事故を・・・』なんてドラマの様な事にもなりかねないw。
国産の車のブレーキが効かずに事故を起こし、メーカー側が後で認めたって話も過去のニュースで聞いた事がある。
いや、バイクの話だけではなくどんな仕事においても『様子見』って言葉の影には、大きなリスクが隠れている場合も有るんだなと思った。
なにはともあれ、故障や問題が起きた時は、極力原因を確りと調べ、予想がつくところは完璧にチェックしてそれでもわからなければ様子見なのかな。
しかし、全てがコンピューター制御され、データーまで出るもんだから、人間様はそれに頼ってしまう。PC診断の結果が『問題無し』って結果なら『診断結果には問題無しなんで・・・』それしか答えようが無いんだろう。その先・・・その末端が問題って事も思いつかなくなるんだろうな。
なんか会社の仕組みと良く似ているw。

PCに頼りすぎていて本来プロが持ち合わせた『職人の感』みたいなものが鈍くなって来ているのかな。
打診という作業が有るのだが、タイルのヒビや外壁面の亀裂もこの打診をするとたいていわかる。エンジンのシリンダーを叩いて目に見えない様なクラックもわかると聞いた事が有る。これも職人の技術と感がたより。
フレームだって叩けば溶接の具合もわかってしまう。
X線使わなくたってオイラにはわかるんだよ・・・っていう職人さんも昔はいたんだろうな。
バイクの仕組みがどんどんと進化して、職人のメカニックの技術が追いつかない。
トヨタのエンジンはいじれるけど、BMWはわからないって時代。
道具も違うし診断する機会も違う。
昔は、インチ工具に変えれば何とかなったという。
単純な構造だから、エンジンの仕組みと基本がわかればどんなメカニックでも直せたんだろうな。
オイラの乗るBMW Z4なんか、ルームランプやナンバープレートの電球の球を交換しただけでECUが反応しコックピットの警告灯がつく事が有るらしい。
めったやたらと電気の球も取り替えられないw。
LEDでもと思ったが専用の物を選んだ方が無難らしい。

今回の騒ぎで色々と勉強になった。
今年のバイク乗りは31日に近所をプチツーしておしまい。
来年早々3日から仕事だから乗る機会もないな〜。
2月の河津桜の時期に乗れるかな。
それまで我慢できないなw。

2 件のコメント:

talkriver さんのコメント...

電装系のかなりの部分がブラックボックス化していて、たとえメーカーであってもわずかな人しか中味を理解していないんでしょうねー
困ったものです。

kazu さんのコメント...

talkriverさん
電気系も複雑なんでしょうね。
電気配線やECU丸ごと交換で
修理は速いけど、バイクの保証切れたらオーナーにとっては痛い出費。良いんだか、悪いんだかです。